こんにちは!手間駈です。
今日は車麩で角煮風に作ってみようと思います。
精進料理では肉や魚など動物性の食材は使えないので、
植物性の食材を使い、見た目や食感を動物性の食材に似せた料理が生まれ、
これを「もどき料理」と呼んでいます。
もどき料理は、特に中国や台湾でよく見られ、湯葉を加工してハムに見立てたり、
コンニャクで刺し身を表現したり、シイタケをアワビに似せたりと色々です。
手間ログでも紹介した高尾山の薬王院で頂いた精進料理も『もどき料理』がありました。
という事で、今回はお麩で角煮です。
車麩を昆布出汁に醤油、味醂と卸生姜を少々入れて下味を漬けながらもどします。
しっかりもどします。
水気を切っておきます。
片栗粉をまんべんなく刷毛でまぶします。
豚の脂身にみたいになるので片栗は大事なポイントです。
170℃の油でカラッと揚げます。
煮汁分量
- 昆布出汁 カップ7
- 濃口醤油 カップ1/2
- 味醂 カップ1/2
- 酒 カップ1/2
- 砂糖 大さじ1杯
- 生姜 少々
大根、人参も一緒に煮て、仕上げに隠元も入れました。
味の強弱はお好みで調節してください。
辛子をのせ頂きました。片栗粉の衣がトロっとしていて豚の脂身みたいな感じ風です(笑)
我が家の面々は気に入った様子でした。
しっかり味が染みていて、ご飯が進みました!
ご馳走様でした。
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